素敵な雑誌などをみては、私もがんばろう!と思う質の私ですが、なんせ続かないのも私です。
たとえば掃除のときに使う洗剤は一種類だけにするといい!と知るといいなぁとおもいまねしてみる。
その洗剤がなくなるころには、違う洗剤に目移りしているのが常。
取っ掛かりはエコだとか、家計にもやさしいとか、あーだこーだ納得して始めるけれど、飽きっぽいのです。
あるときには地球にやさしい洗剤しか使わない、と決めて塩素系の強い洗剤を排除していましたが、それも一年がおわるころには・・・
20代、30代のころにそんなお試し期間があったおかげで、今は気張りすぎずにいろいろなものを選べるようになりました。
何かにあこがれてまねして、それを繰り返して、無駄なことかもしれないけれど、私にとっては、無駄なことではなかった、と今思えます。
10年ほど前、ごはんをお鍋で炊くようになって、炊きあがったごはんをおひつに入れ、おひつを食卓に置くことで、毎日の食事の時間が少しいい時間になったようで、喜んでつかっていたのですが、それも半年が経ったくらいから出番がなくなりました。
素敵だな、と思うコトでも自分の生活に馴染まなければ、あきらめる。
そんなことを繰り返しながら、ようやく自分らしい家事、やりすぎない家事ができてきたな、と思います。
『しなければならない』ことでいっぱいになるより、『充実感』でいっぱいになりたい。
毎日の家事をそんな感じで乗り切っていけたら幸せだなぁなんて思います
一級家事セラピスト 石田ひろみ