きょうできること
春は、別れと出会いの季節ですね。わくわくとやる気がみなぎる時期。
仕事では机を引っ越したり、自宅を引っ越したりされた方も多いのではないでしょうか。自分の持つ多くの物と向き合わなければならないこのようなタイミングは良い機会だと思います。その都度にしっかり行えば、新鮮で気持ちよく新しいステージでちからが発揮できるでしょう。
その時その時に、自分に必要なものを持ち、使ってはもどす。余計なものは捨てる。
簡単なようでなかなか難しいものですが、それを意識せずにいると、誰でもいつのまにかたくさんのものに囲まれてしまうものです。
安心だからと買い込んだものに囲まれて身動きがとれなくなってしまっては、意味がありません。過ぎたるは、なお及ばざるが如しといいますが、物においても同じことが言えるのではないでしょうか。
いつも多忙で、時間がない。だからいざ片付ける時には、よく確認もできないまま泣く泣く捨てることを余儀なくされることもあるのが現実。そんな流れを避けるためにも、やはり、日々の物の管理が問われます。
使ったら戻す。おきっぱなしになっているものは、必要か、必要でないのか、その都度考える。
結局手を動かすしかない。自分の身の回りにあるものは、自分の価値観のあらわれであるとともに、他人にまかせることはできにくいもの。自分の気持ちがいいように、残したり手離したりを日々の中に繰り返しとりいれて、今日も何かひとつでもできるときは日に3つでも身の回りのものと向き合ってみてはいかがでしょうか。
1級家事セラピスト 山田 江美