衣替えやっていますか?
「洋服が多すぎて、あちらこちらにおいている」というかた、結構います。
着るかもしれないから取っている。
まだ新しいから捨てられない。
よく考えてみると、そのシーズンに着る服はだいたい決まっています。
着心地がいい、似合っている、悩まず着られる。
たまに、久しぶりに一日違う服を着てみても、次に着る日はいつだろう?という服が
沢山あったりします。
一度でも着たならいいけれど、存在すら忘れて数年・・・という服もありますね。
5月の連休に我が家では衣替えをしました。
一度も着なかった服が、何枚もありましたが、直ちに手放す勇気はありません。
その服を別の箱に入れました。この箱を熟成ボックスと呼んでいます。
着る服と着てない服をただ分けただけです。
この熟成ボックスの中の服は、長ければ3年物もあります。
でも、今回の衣替えで、とうとうその3年物の服をリサイクルに出しました。
突然、あんなに執着していた3年物が熟成のおかげで色褪せてみえたのです。
クローゼットの大きさ、家族構成、衣類の量によっては、衣替えをしない方も少なくないとは思います。
でも、捨てられずに困っている方、着ていない服が沢山ある方、すぐに判断がつかないなら
熟成させてみてはどうですか?
すぐにすっきりというわけにはいきませんが、衣替えを繰り返すたびに、徐々に爽快感が感じられると思います。
そして、いつの日か、クローゼットの服は「全部着る服」になるでしょう。
1級家事セラピスト 石田 ひろみ(イエノコト株式会社)