記念すべき50回目の寄稿となります。2013年11月からスタッフ3名で始めたときは、まさか50回までいくとは想像もしていませんでした。ひとりだったら難しいことでも3人だったから続けてこられたのかもしれません。50回という数字を前に改めて「続ける」ということを考えてみました。
私は子どものころから、習い事や自分できめたこと、たとえば朝なわとびを100回飛ぶ、とかそんなことが三日坊主の子どもでした。計画をたててやる気はあるのに、飽きっぽいのか続かないのです。
ずっとどこかでその自分のくせのようなものが嫌でした。きっと無意識に「だめだな、わたし」というレッテルを貼っていました。そして、何に関しても「続ける」ことができている人を尊敬していました。人を羨んだり、自分をあきらめたりばかりしていました。
がらりと性格なんて変わらないとはおもいますが、あるとき自分に嫌気がさしました。もう結婚して子どもが2歳くらいの頃です。うんざりした、という言葉がぴったりかもしれません。こんなはずではない、こうなりたいんじゃない、と強く思ったのを覚えています。
今わたしはなりたい自分になろう!と前を見ています。時間は沢山かかってしまったけれど、やっと自分らしい自分になれる、自分次第でなれる、ということに気づきました。
何一つ続かなかった私が、今仲間のチカラを借りて「続く」ことができたこちらのコラムは私の自信にもつながったように思います。
お正月を迎え、半月が過ぎようとしていますが、希望や願いはただ神様にお願いするだけではなく、自分が行動しないとはじまりません。すべて自分次第。
なりたい自分になれるように、ひとつでも「続ける」ことを頭におきながら、今年もやっていこうと思います。
石田ひろみ(1級家事セラピスト)