5月の第2日曜日は母の日でした。ショッピングモールでは特設の売り場が賑わっていましたね。みなさんのご家庭では母の日をどのように過ごされたでしょうか。
先日読んだ新聞記事に、母の想いと子の想いにはギャップがあるという母の日アンケートの報告が書いてありました。
子どもの立場で最も多かったのは“プレゼントを贈りたい”という回答。例えば花束やスイーツや服など。その他にも食事会や旅行など日頃の感謝に想いを込めた特別な日になりそうな回答が寄せられていました。確かに母の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを考える時間は結構楽しいものです。
逆に母の立場で多かったのは“感謝の言葉を伝えてほしい”“一緒に過ごしたい”“家事を代わって!手伝って!!”“いつもよりもたくさん会話をしたい”“なにもいらない”という回答で、お母さんはモノよりもコトに喜びを感じるようですね。家族のまんなかにいるからこその幸せのバロメーター。母の本音がそこにあるように感じました。
思っていても言葉にしないと伝わらないことってよくありますね。“ありがとう”の言葉は暮らしをまわす潤滑油です。母の日や父の日、お誕生日などの特別な日を、日頃恥ずかしくて言葉に出来ない感謝の気持ちを伝えるきっかけのツールにしてみましょう。お母さんの笑顔は家族みんなの笑顔につながりますよ。
先日、仕事から帰ってきた夫が“いつもありがとう!”と私に大きな包みを手渡しました。中には赤くてかわいらしいカーネーションが顔をのぞかせていました。夫からのサプライズ!思いもかけないプレゼントにびっくりしてしまいましたが、私の事を想って準備してくれたことがうれしくて嬉しくてたまりませんでした。“ありがとう”の言葉はもちろん嬉しいけれど、“プレゼント”もやっぱり嬉しいものですね♪
1級家事セラピスト 木下理恵子 (イエノコト株式会社)