前回は、自分らしさについて書きました。
美塾は、既にある美しさを
よりキレイに輝かせるためのメイク塾です。
美塾の門を叩く多くの女性たちが、
自分らしい美しさを生きる喜びを感じて
キラキラと輝いています。
だから、早くメイクをお伝えしたいのですが・・
その前に、
今回は「本当のキレイを引き出す鏡の観方」という
テーマで書いてみますね。
メイク法を沢山聞いたとしても、
化粧品を沢山持っていたとしても、
エステや美容法にこだわっていたとしても、
もし、あなたがこれ以上キレイになれない・・と
モヤモヤしているなら、
原因は、メイク法、化粧品、エステ、美容法では
ないのかもしれませんね。
もう一度、「本当のキレイって何だろう?」に
立ち還ってみましょう。
『鏡の観方を変える~その1~欠点隠し』
これまでの一般的なメイクの概念は、
自分の特徴を欠点と思っていたり、
顔を変えよう、隠さなくちゃというメイクでした。
毎朝、自分の顔を鏡で見て、
シミがあるとか、
鼻が低いとか、
唇が薄いとか、
顔が大きいとか、
ぼんやりした顔が嫌だとか、
歯並びが悪いとか、
目が小さいとか
インパクトがないとか・・
も~ エンドレス!
あなたは、気に入らない部分を
何気なく気にして見る癖がついていませんか?
美しいと言われている人だって
きっと多かれ少なかれ、自分に対する不満や
嫌いな部分があるもの。
だけど絶えず自分にないものや、
嫌いなところに囚われていては、
それ以外のものが見えなくなってしまいます。
自分には足りない、自分は不完全だ、
この欠点がなくなれば・・
という不足感を抱えたままで、
自分らしさに自信を持つことは出来ますか?
自分の顔を見て、ダメだと思っている部分を
隠すことからスタートするメイク。
毎朝のメイクの時間が自分の自尊心を
自分で損わせる時間になっていませんか?
この考え方を続けている限り、
あなた本来の美しさを
あなた自身が引き出すことは難しいのです。
『鏡の観方を変える~その2~客観視』
また、顔をパーツ(部分)で見る癖がついている女性も多いようです。
あなたが至近距離で見ている顔、
そのキョリで人と会いますか?
あなたが気にしていることを
周りの人が気にしているかどうかは、まったく別の次元。
周りの人の多くは、
あなたの部分ばかりを見ていませんよ~。
笑顔だったり、話し方や元気な様子など、
全体の印象や雰囲気などを感じていることがほとんど。
喜劇王、チャップリンはこう言ったそうです。
「物事はクローズアップすると、悲劇。
俯瞰してみると喜劇。」
メイクで書いてみると・・
「目が小さいのが嫌だから、
大きくしようとアイラインをがっつり引き、
マスカラをビッチリつける。(悲劇)
顔全体を見ると、目が真っ黒。(喜劇)」
喜劇だなんて・・って怒らないでね。
○自分の嫌いなところばかりを気にしてするメイク。
○自分を俯瞰し、客観的視点でするメイク。
人はどちらの結果を美しいと感じるでしょうか?
客観視が出来るようになると、
自分を俯瞰して見れるようになるだけではなく、
今日出会う人や、
自分のおかれた立場や役割など、
自分と社会との設定まで見えてくるようになります。
今日出会う、あの人のためにするメイク・・
そんなあなたに出会った人は、
きっと幸せではないかしら。
自分の嫌いなところに囚われたメイクとは・・
もしかしたら自己中心的な視点なのかもしれません。
今回は、本当のキレイを引き出す2つの鏡の観方について
書いてみました。
次回は、
1、どうやって欠点を隠さずに済むの?
2、客観視って何を見るの?
あなたが自分らしさに自信を持ち、
より魅力的になるためにどうしたらいいのか?
「美塾のメイクメソッド(魅力を引き出す・メイクテクニック)」
を惜しみなく書いていきたいと思います。
まだまだ続きます。