専門家コラム

第4回/持っているモノはどんどん使う

家事セラピスト

イエノコト株式会社

IENOKOTO

第4回/持っているモノはどんどん使う

2014/03/15

 捨てたい、でも捨てられない!家の中を見渡すと、そんな“モノ”が溢れていませんか?頂きものだから…。いつか使うかも…。そうしてモノは使われないまま溜まっていきます。しかし、それはいわば生活の便秘症状。必要のないものは『出す』『捨てる』ことが、気持ちのよい生活の循環を作ります。
 このコラムでは、イエノコト(株)より、豊かな暮らし方を提案する6人の家事セラピストが、毎回生活のデトックス、『捨てる』ためのコツ(捨て訓)をお教えします!暮らしから、心と体をスッキリさせたい方必見!!

捨てて、スッキリすることは、癒しと健康への近道です。
さあアナタも、Let's try “捨て訓”☆

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★捨て訓 その4★
持っているモノはどんどん使う
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気に入って買ったモノ。
なんだかもったいなくて使っていないモノありませんか。
頂き物でとっても気にいったけれど、
普段使いにはもったいない…などとついとっているモノありませんか。

私は、結婚のお祝いに頂いたペアのガッシリとしたグラスを“わぁ。素敵!
でも割ったらどうしよう。もったいない”と戸棚の奥にしまっていました。

でも今は、違います。
毎日そのグラスで水を飲んでいます。
どのグラスで飲むよりも優雅な気分で美味しく感じられるので毎日手に取りますし、
割らないように大事に扱うので、
同時に食器洗い全体もため込まずささっとするようになりました。

もう随分長い間愛用しています。
仮にもし割れたとしても、大事に日々使っていたので、
頂いた方に割ってしまった事実まで言えるなぁ…と感じています。

本当に大切なものは、
自分がいつも安心していられるように、
しかるべき場所にちゃんと場所を作って保管します。

それ以外であれば、
いくら大事でも使わないことは
モノの良さも価値もないものと一緒だと思います。
それこそ一番“もったいない”状態ですよね。

恐れずどんどん使うこと。そうでないものは手離すこと。
いる・いらないの判断はすっきり暮らすポイント。根っこの部分です。

自分がいるものと判断したものはどんどん使えば
毎日にきっと喜びや潤いをもたらしてくれることでしょう。


さて、コラム第4回目いかがでしたでしょうか?

『捨てる』ことは自分と向き合うこと!
自分を知ることは日々の暮らしへの波及が大きいと思います。


『自分』ってなんだろう…?
と疑問が涌いてきたアナタへ!
(株)イエノコトでは、さまざまな暮らしの講座を行っております。セラピストとの会話やマインドマップで“私”を少しゆったりと考えると、自分にちょうどよくて心地よい暮らしに少しずつあわてずにシフトしていけるような時間です。いつでもお待ちしております。お気軽にイエノコトへ遊びにいらしてください!!


 
第4回コラム担当/1級家事セラピスト 山田 江美(イエノコト(株))

イエノコト株式会社 プロフィール

イエノコトは暮らし方をリフォームする会社です。そこにはいつも【家事セラピスト】がいます。【家事セラピスト】はすっきりしたイエで心身すこやかに暮らすことを大切にしています。がんばりすぎず、程よく整った空間。自分らしく居心地の良い空間。いつもの暮らしがワンランク上の心地よさになるようなヒントを見つけにきてください。

⟨家事セラピストとは?⟩
家のモノとコトについてトータルに考え、クライアント(顧客)とともに行動するのが家事セラピストです。料理の専門家、掃除の専門家のように専門分化しない総合的な家事(暮らし)のプロとして、すっきりした暮らしの実現をお手伝いします。