専門家コラム

第1回/冷えっこ女子必見!ボーダーラインは36.8℃!

看護師セラピスト・おまたマスター

右藤 めぐみ

UTO MEGUMI

第1回/冷えっこ女子必見!ボーダーラインは36.8℃!

2014/01/01

みなさま、はじめまして!
看護師セラピスト・おまたマスターの右藤めぐみともうします。

福岡で現役看護師として活動しながらその経験を活かして、女性が健康な身体を保つためのセラピーや講座をしています。

“おまたマスター”って何?
衝撃的な肩書きですね!!

と言われることも多いのですが、内容は真面目!!(笑)
女性の健康には日常生活が大切、そのためにからだを知りましょう!

ということで、女性解剖生理セミナーや、女性の生理を本来の自然な生理に戻すための「おまたぢから&経血トレーニング」をお伝えするインストラクターです。

これから毎月マイサロンサーチで多くの女性が抱える“冷え”のお悩みから健康な身体作り、そして女性にとって要とも言える健康な子宮づくりの為のヒントをお伝えしていきます!

 

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さてさて第一回目は“冷え”ってどうしておこるの?というテーマでお話したいと思います。
現代の成人女性の2人に1人が冷え性、もしくは冷え予備軍で悩んでいます。
福岡にも“冷えっこ女子”がたくさんいますね。
基本的に生理痛がある方は、“もれなく”足腰が冷えています。

座りっぱなしのご職業の方は特に冷え性や生理痛持ちが多いと思います。
そもそも!!
本来女性の体は、厳重な「温めシステム」が備わっています
それは女性の方が、体を温めておく必要性が高いから。
言い換えれば、女性は体を冷やしてはいけないということ!

人間は体温を一定に保つ恒温動物なのだから、本来、必要な熱を自力で作り出す能力を持っている。

なのに冷えに悩む現代女性が多いのは、どういうわけでしょう?
どうして冷えてしまうの?

いったい私たちの体の中で、何が起きているの?
ここでは、そんな疑問についてお話していきましょう。
みなさん、ご自分の基礎体温はご存知ですか?
免疫学的にも、女性生殖器的にも、平熱36.8℃はほしいところ。
特に、妊娠可能な年齢の女性は冷やしては絶対にダメ・ダメ・ダメ~!

その他にも、がん細胞やアレルギー疾患が好む体質に「冷え」は必須。

言い換えれば、冷えが大・好・物
「ワタシ 冷え症なんです~」ブリッ♡
かわい子アピールでしょうか?

どちらにしてもアウト~です!
(もうそういうのに騙される男性はいない…ハズ。)

冷えで病院に行く人いませんよね。
冷え性と診断し治療してくれる医師も少ないですよね。
確かに、冷え性は病気ではありません。
けれども東洋医学的に立派な未病です。

たかが冷え?たかが生理痛?
いえいえ!
冷えも、生理痛も立派なSOSです。
冷えて血流障害をおこしている証拠です。
これって病気の一歩手前じゃない!?

先ほど書きました、免疫疾患のアレルギーや癌。
冷えてる体では、各臓器や免疫システムがちゃんと作動しません。
言い換えれば、体の全機能が働きやすい体温があるのです。

そのボーダーラインが36.8℃。 ちなみに、子供の平熱は37〜37.3℃です。
最近は、37℃で「熱がある」なんて言って、子供に抗生剤や解熱剤飲ませるなんて話しも聞きますが、子供にとっては平熱です。
むしろ健やに成長してる証拠ではないのでしょうか。
⟨“冷えっこ女子”が気をつけたい4大冷え習慣!!⟩

①「食べ物の陰性化」

現代の冷えっ子女子は好んで食べていませんか?。
生野菜、砂糖やパン、チーズ、ヨーグルト、乳製品など体を冷やしやすい陰性食品を多々摂取していれば、知らないうちに体は年中どんどん冷えていきます。
陰性の食べ物を日常で多く摂るのは、控えたほうがいいと思います。

②運動不足&座りっぱなしの姿勢

椅子に座りっぱなしの姿勢は本当に女性には最低最悪のポジションなのです。
1時間に1回は立ち上がって屈伸やスクワットをしてほしいと思います。
また、座りっぱなしによる姿勢は股関節をずっと折り曲げている姿勢のため卵巣や卵管が圧迫される…
つまり血流障害が起こるので子宮や卵巣の冷えが増すということです。
足腰をしっかり使うスクワット的な動きをこまめに行ってください。
和式トイレがオススメ。

③ストレス
ストレスがかかると、体は緊張して交感神経が強く働きます。
自律神経と女性ホルモンはどちらも、脳の中で同じ視床下部の指令を受けています。
だから自律神経が乱れると、女性ホルモンも乱れ、生理不順や冷えにつながるのです。
女性は常にHappyなMindで過ごすのもポイントです。

④おもらし生理

現代の女性は、ナプキンにおもらし生理をしています。
ナプキンがない時代の女性は、トイレで排血していました。
家事の簡潔化や運動不足に伴い、骨盤底筋群の筋力低下が著しいのが原因です。
また、ケミカルナプキンの影響もあります。


さて、コラム第一回目いかがでしたでしょうか?
「冷えって怖い」そう思ってくださったら、今から生活習慣を見直してみてください。

ヒーリングサロン*OHANA*では、子宮を温めるのに最適といわれる「よもぎ蒸し」や、リラクゼーションのための「リンパトリートメント」、おもらし生理からの卒業&生理がつらくない・心地よいものになるためのメソッド「経血トレーニング」のセミナーなど開催しております。
お気軽にお越しください。
一緒に、冷え知らずの子宮美人をめざしましょう♪

右藤 めぐみ プロフィール

看護師資格を持つセラピスト。看護師として10年、外科病棟や産婦人科で医療の経験を積み、特に女性特有の疾患で苦しんでいる患者様と接する中で、女性のケアが求められていると感じるとともに、このようなサービスを通じ女性の立場に立ち、女性が健康で幸せに過ごせるケアを心がけています。