冬はこたつでみかん…。
そんなとき、テーブルの上で、
広告紙で作ったごみ入れを使ったりしたことはありませんか。
動作をして、その時にぱっと捨てられるととても便利ですね。
外でもジュースを飲んだらそばにゴミ箱があれば、すぐ捨てられる。
家の中にも同じように、
さっと捨てられる場所が多めにあるとすっきりを保つことができます。
家の中のあちこちにゴミ箱があるのもどうかな、と躊躇する反面、
やはり便利には勝てないのも事実です。
洗面所やお風呂場、キッチンでも、
手元にちょっと捨て場所があるだけでぐんと作業も効率が増します。
小さなごみから見直すだけでも、やらないのとは雲泥の差。
少しのことですが気持ちまで明るくなる気がするから不思議です。
捨て場所をたくさんつくるということは、
その物が生かされる場所へと自分の元から手離すということもありますね。
日用品ならバザーやフリーマーケット、
子供服は親戚や気が置けない友人へ、本なら古書店や文庫へ、など、
自分なりのいろんなお役立ち先を知っておくと、
いつもの暮らしや持ち物が、
風通しのいい気持ちのいい循環を生み出してくれるのではないでしょうか。
日々の中で、この物の行先は?とふと思う時、
自分をとりまく人たちの顔が浮かんだり、
季節のイベントを考えたりすることは、とても嬉しい時間だなぁと思います。
2015年もまだはじまったばかり。
小さなことでもできることから少しずつ。
かけがえのない日常をおおいに楽しみたいですね。
1級家事セラピスト 山田 江美(イエノコト株式会社)