「捨てる!」セラピーはじめようのコラムを読んでくださっているみなさま。
暮らしは読む前と変化がありましたか?
「なぜそんなに捨てろ捨てろと言っているのか。
そもそも買ったものを捨てたらもったいない!エコじゃない!」
とお思いの方もいらっしゃるんじゃないかと・・・
実は私も最初は「捨てる」ことに素直になれませんでした。
高価なものほど。思い出があればあるほど。
「捨てる」以外のことはないかなと考えていました。
せっかく雑誌で収納の仕方の特集があったから、それでなんとか・・・
でもなにも変わらなかった。収納グッズが増えただけでした。
暮らしは常に動いてまわっています。
私たち人間と同じ循環系です。
カラダは血液がどこも淀むことなくサラサラと流れて、
前日に食べた不要なモノはスッキリと外に出して、
今日のエネルギー補給はしっかり取って、健康を保っていますよね。
エネルギーばかり補給して、老廃物を溜めこんでいては病気になってしまいます。
「捨てる」ことは、循環を生み出す大事なエンジンなのです。
「捨てる」ことがどんなに大事なことか、おわかりいただけましたか?
「捨てる」ことに抵抗があった私も、
自分が不要になったモノを捨てたら、
やっと雑誌で見た収納術がとても役にたちました。
まずは、「捨てる」ことをはじめてくださいね。
1級家事セラピスト 石田 ひろみ(イエノコト㈱)