専門家コラム

第2回/『とりあえず取っておく』は禁句

家事セラピスト

イエノコト株式会社

IENOKOTO

第2回/『とりあえず取っておく』は禁句

2014/01/15

 捨てたい、でも捨てられない!家の中を見渡すと、そんな“モノ”が溢れていませんか?頂きものだから…。いつか使うかも…。そうしてモノは使われないまま溜まっていきます。しかし、それはいわば生活の便秘症状。必要のないものは『出す』『捨てる』ことが、気持ちのよい生活の循環を作ります。
 このコラムでは、イエノコト(株)より、豊かな暮らし方を提案する6人の家事セラピストが、毎回生活のデトックス、『捨てる』ためのコツ(捨て訓)をお教えします!暮らしから、心と体をスッキリさせたい方必見!!

捨てて、スッキリすることは、癒しと健康への近道です。
さあアナタも、Let's try “捨て訓”☆

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★捨て訓 その3★
『とりあえず取っておく』は禁句
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「とりあえず」がくちぐせになっている方は多いですね。
私もそのひとりです。

今判断することが面倒だったり、もったいないと思ったり・・・。

では想像してみてください。

自分にとって大事なものに対して
「とりあえず」という気持ちになりますか?


「とりあえず」というのは、「今は決めない」ということです。
「とりあえず」おいたモノは本当に必要なモノですか?


必要かどうかは自分がよくわかっているのです。
だけど「とりあえず」という甘い言葉ににげているのです。

「とりあえず」ほうりこんだモノは、
あなたが捨てるまで、いつまでもそこにありつづけるのです。

たまたま手にしたその時に「これ使うかな」と考えてみてください。
自分が使うのか、使わないのか。

使うのなら、大事に使っていけばいいし、
使わないなら、いさぎよく捨てる。


ひとつひとつのモノと向き合うと、
いつのまにか暮らしがすっきりしてきます。

いよいよ2014年がはじまりました。
私が子どもだった頃は、年末になると
母が、お正月用に、下着やくつした、洋服やくつを買ってくれて、
元旦の朝、真新しいそれらを身につけるのが
とてもうれしかったことをいまでも覚えています。

子どもながらに今年は勉強がんばろう!とか、
なわとび100回とべるようになりたい!と、
自然にやる気がみなぎっていました。

新しいモノのパワーってすごいですね。
新しいモノを入れながら、不要なモノは外に出す。

始まったばかりの新しい年は、
ココロやカラダ、家のモノやコトがどこにも淀みなく、
すっきりきれいに循環するようになりますように。


さて、コラム第2回目いかがでしたでしょうか?

『捨てる』ことは自分と向き合うこと!
自分を知ることは日々の暮らしへの波及が大きいと思います。


『自分』ってなんだろう…?
と疑問が涌いてきたアナタへ!
(株)イエノコトでは、さまざまな暮らしの講座を行っております。セラピストとの会話やマインドマップで“私”を少しゆったりと考えると、自分にちょうどよくて心地よい暮らしに少しずつあわてずにシフトしていけるような時間です。いつでもお待ちしております。お気軽にイエノコトへ遊びにいらしてください!!


 
第2回コラム担当/1級家事セラピスト 石田ひろみ(イエノコト(株))

イエノコト株式会社 プロフィール

イエノコトは暮らし方をリフォームする会社です。そこにはいつも【家事セラピスト】がいます。【家事セラピスト】はすっきりしたイエで心身すこやかに暮らすことを大切にしています。がんばりすぎず、程よく整った空間。自分らしく居心地の良い空間。いつもの暮らしがワンランク上の心地よさになるようなヒントを見つけにきてください。

⟨家事セラピストとは?⟩
家のモノとコトについてトータルに考え、クライアント(顧客)とともに行動するのが家事セラピストです。料理の専門家、掃除の専門家のように専門分化しない総合的な家事(暮らし)のプロとして、すっきりした暮らしの実現をお手伝いします。