専門家コラム

第3回/“仮に”はだめ、“今”決める

家事セラピスト

イエノコト株式会社

IENOKOTO

第3回/“仮に”はだめ、“今”決める

2014/02/15

 捨てたい、でも捨てられない!家の中を見渡すと、そんな“モノ”が溢れていませんか?頂きものだから…。いつか使うかも…。そうしてモノは使われないまま溜まっていきます。しかし、それはいわば生活の便秘症状。必要のないものは『出す』『捨てる』ことが、気持ちのよい生活の循環を作ります。
 このコラムでは、イエノコト(株)より、豊かな暮らし方を提案する6人の家事セラピストが、毎回生活のデトックス、『捨てる』ためのコツ(捨て訓)をお教えします!暮らしから、心と体をスッキリさせたい方必見!!

捨てて、スッキリすることは、癒しと健康への近道です。
さあアナタも、Let's try “捨て訓”☆

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★捨て訓 その4★
“仮に”はだめ、“今”決める
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片づけは、家をきれいにすることではなく
家を元の状態に戻す作業のことをいいます。

モノは、暮らしの中で人ともに共に常に動いていますね。
なのでいつもきれいに整っている。というわけにはいきませんが

使ったら元に戻す!を心がけてみると
家はだいたい片づいた状態が保たれるものですよ。

ひとりひとり暮らし方が違うように
家庭によってモノが収まる場所は様々です。

まずは我が家にぴったりなモノの置き場所(定位置)を見つけましょう。

日々の暮らしをみてみると
子どものプリントや仕事の資料
読みかけの本やダイレクトメール
家庭に持ち込まれるモノには限りがありませんね。

隙間が空いているからとつい押し込んだり
置きやすいからとちょっとのつもりで仮に置いてしまった経験はありませんか?

カウンターやテーブルの上
ソファーやタンスの上、リビングの隅っこなどは気をつけましょう。
モノにとってはふさわくない場所でもそこがいつのまにか定位置になり
その上にまたモノが積み重ねられ、最後には手が付けられなくなってしまいます。

必要なモノが必要な時に見つからず
せっかくのモノが生かせないどころか
やがてそれはゴミになってしまうかもしれませんね。

“我が家の気になる場所は?”というワークショップをしたときに
『モノが置かれていないすっきりとした場所には無駄なモノが集まってこないね!!』
という発見がありました。

モノは“仮に”と安易に置かず
これはどこにしまおうかと“今”決めます。

しまい場所が思い浮かばないモノはいらないモノだと考えましょう。

さて、コラム第3回目いかがでしたでしょうか?

『捨てる』ことは自分と向き合うこと!
自分を知ることは日々の暮らしへの波及が大きいと思います。


『自分』ってなんだろう…?
と疑問が涌いてきたアナタへ!
(株)イエノコトでは、さまざまな暮らしの講座を行っております。セラピストとの会話やマインドマップで“私”を少しゆったりと考えると、自分にちょうどよくて心地よい暮らしに少しずつあわてずにシフトしていけるような時間です。いつでもお待ちしております。お気軽にイエノコトへ遊びにいらしてください!!


 
第3回コラム担当/1級家事セラピスト 木下 理恵子(イエノコト(株))

イエノコト株式会社 プロフィール

イエノコトは暮らし方をリフォームする会社です。そこにはいつも【家事セラピスト】がいます。【家事セラピスト】はすっきりしたイエで心身すこやかに暮らすことを大切にしています。がんばりすぎず、程よく整った空間。自分らしく居心地の良い空間。いつもの暮らしがワンランク上の心地よさになるようなヒントを見つけにきてください。

⟨家事セラピストとは?⟩
家のモノとコトについてトータルに考え、クライアント(顧客)とともに行動するのが家事セラピストです。料理の専門家、掃除の専門家のように専門分化しない総合的な家事(暮らし)のプロとして、すっきりした暮らしの実現をお手伝いします。