片づけは楽しい作業ではありませんが
すっきりと片づいた部屋は暮らしやすいものです。
この、すっきりと片づいた部屋ってどんなイメージでしょうか?
多くの方が、モデルルームや雑誌のグラビアのような
何も置かれていない整った状態を思い浮かべられるようですが
そこには人の暮らしはありません。
家族が生活している家の中。
子どもが遊んだおもちゃが出しっぱなしだったり
脱いだ服がそのままだったり、読みかけの本が置かれていたり…
家の中でモノがぐるぐる回っている様子は家族が元気に暮らしている証拠です!!
私はそんな日常が幸せだなぁと思います。
いつも完璧な状態をイメージしてイライラするよりも
ここだけはモノを置かない!!という場所を決めておいて
寝る前に使ったモノをさっと元に戻して片づいた状態を保ちましょう。
翌日、リセットされた部屋でまた新しい1日がスタートできたら気持ちがいいですね。
モノと上手にお付き合いするにはシステム作りが大切です。
捨てる作業も一気に頑張らずに。
洗濯した服をたんすの引き出しに仕舞うとき・・・
使った食器を食器棚に仕舞うとき・・・
戻しづらいなと感じる時はモノからの無言のメッセージです。
毎日の暮らしの中で手に取ったモノとその都度向き合いましょう。
これまで紹介してきた捨て訓の中で共感した言葉を
とりあえずできる範囲で楽に実行していただけたら幸いです。
1級家事セラピスト 木下理恵子(イエノコト㈱)